
ランカたんです。
「COMICS DRAWING」のNo.2を読みました。その中にhuke氏という人が厚塗りの工程を公開しているページがあってそれを少し参考にして描きました。主に変えたところは、まずベタ塗りで形をとってから、不透明度を下げたブラシを使って描きこんでいくこと。以前は不透明度を下げたブラシのみで最初から描いていましたが、そうすると何度もブラシを重ねないと下の色が透けて見えます。だから、髪の部分が透けて肌の色が見えていたり、肌の部分では下の背景色である白色の影響を受けて色が薄まります。最初にベタ塗りで下地を作っておけば、下の色の影響は受けないので、多少描きやすくなった気はします。
でも、不透明度の設定はまだ分からないことが多いです。とりあえずまずは100%でベタ塗り、以降の塗りは適宜変更。だいだい50%を基準として細かく調整したいときは10~40%、色を大きく変更したいときは60~90%とか、今はそういう感じで使っていますが。
あと不透明度の調整がめんどう。ブラシの太さ・硬さは、右クリックに該当するペンタブのボタンを押せば無駄なストロークなしで変更が可能ですが、不透明度はたぶん作業画面左上のスライダまでいちいち移動しないと変更できません。手元で変えられると便利なのですがどうも。
そういえば今回は「覆い焼き」「焼き込み」ツールを使いました。使ったのは主に焼き込みの方です。これらは色の濃度を上げるツールです。毎回色が薄くなりすぎるのでそれの改善に。目元のラインや輪郭線などが弱い時に、このツールを使って補正すると良さげ。
この絵で頑張ったのは衣装のフリルの部分と、右手の指です。特に服のふりふりが折り畳まれているあたりの表現は正直あんまり描きたくなかったです。でも、描いてみてそれっぽくなってくると意外と面白かったりもしました。改めて見てみると、場所によって輪郭線があったりなかったり、陰影があったりなかったりで、同じ画面内にも関わらず描き方の統一がとれてないなと思います。
それでhuke氏ですがこの方はネット上で自分の作成動画を公開しているそうです。百聞は一見に如かず、というやつで、文字で情報を仕入れるより、実際にその光景を見たほうが理解はしやすいものです。3Dのチュートリアルなんかもネット上に動画として存在するようなことを聞くし、pixiv、youtube、ニコニコ動画、あたりのwebサービスをそろそろ活用して、ネット上の情報を貪欲に探していくべき頃合なのではないか、と思ってきました。でも、いろいろと面倒っぽいんだよなと。
最近の出来事。
・自転車がなくなりました。
本屋の前に一時的に駐輪していただけなのに、放置自転車と間違われて撤去されました。2年間くらいの間、苦楽を共にしてきた自転車だったのですが、あっさりどこかに消えてしまいました。この夏はいろいろと出歩こうと思って外出した直後のことだったので、さっそく出鼻を挫かれこの夏の引き篭もり生活が確定したっぽいです。
・水道が止まりました。
アパートの水道全てが止まったらしく、結果的に24時間近く断水状態で過ごしました。自分は潔癖症が入っているので手洗い回数がやたら多いのですが、水道が出なくて本気で発狂しそうでした。水道水の代わりにミネラルウォーター(2リットル×4)を購入しましたが、一度手を洗うだけで1リットル近く消費することが分かったので、早々に普通に生活するのは断念して、代謝を抑えて水道復旧を待つ生活に切り替えました。要するに飲み食いせずに活動もせずに、寝て時間が過ぎるのを待つ、という生活ですが、水のありがたみがよく分かりました。
この出来事である意味生命の危機を感じて思ったことですが、自分はまだ死に物狂いで生きてるわけではないなと思いました。自分だけの世界に安住しているというか。その場所は特に快適なわけでも楽しいわけでもないのですが、自分だけしかいないので他人との軋轢を感じたり他人に対して恐怖を感じなくてすみます。でも、それは同時に人と関わることで得られるであろう良い部分まで消してしまいます。
・最近学校行ってない。
上の話の続きだけれど、学校行ってない。24時間断水の状態で生活したんだから、別に学校くらいなんともないだろ、という感じに今はなってますが、一時期は本当に学校へ行くことを身体が拒否しまくっていました。学校へ行こうとすると何故か気分が悪くなったり、学校がある日は特に眠いわけでもないのになぜか12時間オーバーの睡眠で朝に目が覚めません。本当に身体が無意識的に拒否している感じ。学校の手前まで行ってそのまま帰ったことが3回くらいあって、それ以降ほとんど行ってません。通うべき場所に通うことすらできないのは、これが仕事であれば即クビ確定だし、人として終わっているのは分かっているのだけれど。
・そして絵も描けず。
まあこういう感じで自転車ロスト、水すら出ないという最高についていない体験をして絵を描いてる暇や気力がありませんでした。そして学校へ行っていないために、モチベーションも低下。いろいろなものを無駄にしているし、得られたかもしれない何かをこの目に映すこともなく、無為に時間を過ごしていて、本当に何やってんだか、という感じだ。
最近の感想。ここからは上の話とは関係なく。
・E3
規模縮小されたということもあり正直あんまり面白い情報がなかった。主に既存の開発タイトルの発売日発表とかばかりで、新しい未知のタイトルの発表はあまりなかったような。
そろそろWiiでパブリッシャー・任天堂、ディベロッパー・モノリスソフトで開発中と噂されている松野RPGが発表されるのではないか、と思っていたのですが、そんなんなかったです。
MGS4発売直後ということもあり、E3に毎回出展している小島プロダクションのタイトルも出てきませんでした。MGS4はスターウォーズに例えるとEP6で、EP3にあたるビッグボス・サーガの完結編を小島プロダクションはどう考えても作る気満々だと思うので、その情報が出てくるかなと思っていましたがそもそもE3に出展すらありませんでした。ちなみにMGS4の劇中で「まるでデススター(スターウォーズに登場する要塞の名前)だ」というスネークのセリフがあるのですが、おそらくスターウォーズのようなサーガの構造になっていることを引っ掛けて、自嘲を込めた皮肉気味にキャラクターに話させた、と個人的には思っているのだけれど。
360のダッシュボードが大幅に変更を加えてアップデートされることが発表されましたが、ダッシュボードが今のデザインの原型を全く留めていなくて笑いました。E3で一番笑った情報がこれ。あとWiiにおけるMiiのようなアバターが追加されるそうですがこれはいらんなーと思います。でも、この更新ってXBOX LIVEに接続しないとアップデートできない気がします。これまでも何回かダッシュボードが更新されていましたが、今まで1回もアップデートしてません。確か以前にアップデートしようとした時、LIVEに接続しないと無理、みたいなメッセージが出てきてじゃあいいやと思って以降ずっと放置中。アップデートしなければ、アップデートに必要な手順も変更されることはないので、要するにそろそろLIVEに接続しろ、ということなのか。でも、アカウント作るのがめんど(略)
・マクロスフロンティア
このアニメを見るためにDVDレコーダーを購入したぐらいなので期待値はDVDレコーダーの値段並に高かったのですが、その期待を遥かに超えるクオリティで正直驚いた。3DCGを使ったバルキリー(メカ)による戦闘シーン、ミサイルの弾道が弧を描くような板野サーカスと呼ばれる演出、ふんだんに取り入れられたボーカル曲、差はあれどもライブシーンなど重要な部分では最高品質と思われるセルアニメ、全てがハイクオリティで高密度。そしてランカたんが可愛すぎる件。エンドクレジットで挿入歌などが表示されますが、OP、EDテーマ合わせて1話の中でボーカル曲が7曲くらい入っていて、凄すぎてなんなんだこのアニメは、という感じになりました。まあ、今回見た第15話は、いわゆる総集編回というやつで、回想シーン半分、新規シーン半分という感じで、これまでの見せ場シーンを寄り集めたからこその密度感かもしれません。ちなみに7回くらい観ました。
BDは全巻集めそうです。アニメのBD/DVDの価格設定は、他の映画であるとかのコンテンツと比べると明らかに割高でぼったくりだと思うので今後この方向にお金を使っていくつもりはないのですが、マクロスFはアニメ視聴開始のきっかけになった作品であるし、実際に見てみて凄い作品だったので、この作品に限り購入しようかと思っています。何より未視聴回を観ておきたい。
・マクロスF OST1 娘フロ。
マクロスFのオリジナルサウンドトラック。当然買いました。お気に入りは「Welcome To My FanClub's night!」「射手座☆午後九時Don't be late」「トライアングラー」あたり。意味不明な歌詞をアップテンポなメロディで勢いでまくしたてる感じの歌が好み。トライアングラーの歌詞なんか最初聴いたときは、なんなんだこの歌詞はとか思ったのですが、何度も聴いていると歌詞の意味ではなくて、声も楽器というか音の一部に感じられるぐらいにメロディに魅了されます。音楽ではフレーズやメロディを何度も繰り返して、その音階を徐々に上げていくような手法があると思いますが、マクロスFにおける音楽ではそれが印象的で、音が上がっていったときの、疾走感、高揚感が好きです。
このサウンドトラックのコンポーザである、菅野よう子氏の多才ぶりは圧巻。様々な方向性のボーカル曲の全曲作曲のみならず、映画音楽にも匹敵するようなオーケストラサウンドまで手掛けていて、「菅野よう子」は個人名ではなくて、複数人の作曲家によるユニット名なのではないか、とすら思えます。
当然のことながらマキシシングルの「星間飛行」も買って、この絵はそのジャケットを、歌を聴きながら描きました。
でも、今のところ歌でいうと、ランカよりシェリルの歌の方が好きだけど。大雑把に系統を分けると、ランカがかわいい系、シェリルがかっこいい系になると思うのですが、好きな歌の方向性でいうと後者だしなー。それにランカは劇中では最初は無名からスタートするので、取って置きの歌はまだ温存してあるのかも、ということもあるし。それに対して、シェリルは物語が始まった時点で既にトップアイドルなので最初から全速力だ。
今のところ一番のお気に入りは「Welcome To My FanClub's Night!」なわけですが、これは最初に観た回で、最も最初に出てきた印象的な歌だったから、という理由が大きいかも。バルキリーの戦闘シーンと、スピード感溢れる楽曲の映像と音のリンクに完全にやられました。でも、ひよこが初めて見たものを親と思うような刷り込みな部分もあって、仮に初めて観た回で流れた歌が他の曲だったらどうか、とは思います。でも、実際に映像を見て記憶に残っているわけで、絵と音がうまくシンクロした時の効果は計り知れないものだと思います。
・絵、3D
マクロスの3Dによるバルキリーを観ていて改めて思いましたがやっぱり3Dを作りたい感が強いです。
そもそも絵で何かを表現するつもりがないような気がします。自分が作りたいのは物語であって、実は3Dでもなくて、ましてや絵ではありません。絵というのは、一枚の中に全てを込めなければならなくて、そこに情報を詰め込むには技量や経験が必要だし、そしてたとえ技術を研鑽して卓越した能力を身に付けたとしても、作れるのは四角の中に区切られた一枚の空間のみ。そこでは「言葉」は表現できても、「文脈」まで注ぎ込むことはできません。まあ絵を連続させればアニメーションになるし、コマを並べれば漫画になります。でも、そこまで大量の絵を量産できるほどのバイタリティがあるのか、そもそも技術もなしには一枚の絵すら作れません。
それに対して3Dはなんとなく希望がある、ような気がする。一度モデルを作ってしまえば、それを自由に動かして、あらゆる角度からの絵が作れます。ポーズやフェイシャルも設定さえすれば感情を宿すこともできます。そして、一定の品質を保ったまま絵が量産できて、物語を構築することも可能になるはずだ、と思っているわけです。
3Dをやろうと思った理由のひとつに、今から絵を描いても絵描きの人には敵わないので、大多数の人が扱わないであろう特殊分野である3Dを使って、絵描きには作れないものを作る、というようなカウンター的な理由があったので、そもそも絵を好きなわけがない、という部分がある。
でも、最近は絵であっても3Dであっても、表現方法が違うだけでやっていることは同じじゃないか、という気にはなってきました。そして最近自分では厚塗りをやっていると思っているのですが、その描き方がかなり3Dの制作に近いというか、まずはプリミティブな形を作って、そのディティールをどんどん詳細にしていく感覚が、平面上での擬似3Dモデリングのようで、このまま自分の中での3D分を代替可能なのではないか、という感じ。
まあどちらにせよ、絵は描けたほうがいいので地道にやっていくしかない、とオチることにします。1週間更新しなかったので、いろいろ考えていることが溜まっていたので早足で書いてきましたが、説明不足で十分に書ききれていない気もするけど。