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2008年07月 アーカイブ

2008年07月01日

厚塗り

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終わろう終わろうと思いつつなかなか描き終われませんでした。でも、改めて見てみるとやるべきことはまだたくさんあります。そして不十分なことが「見えている」ということはまだ向上させる余地があるということ。
モチーフは「ソウルキャリバー」のソフィーティア様です。より正確に言うならソウルキャリバー3のプリレンダCG用のモデルです。別に元絵に似せなくてもいいだろ、と最近思い始めてきたこともあり、上目遣い気味だった表情は若干変更しました。コスチュームとかは完全スルーです。モデルの造形と陰影のつき方を主に参考にしています。

tomatika氏のサイトに置いてある作業アニメーションを見ました。前回も見たものでしたが、アニメーションの再生速度を変更できることを知り、最も遅いスピード(おそらく実際の作業スピードと等速)で再生してみるといろいろ分かることがありました。

とりあえず厚塗りまとめ。
・消しゴムとアンドゥは基本使わない。修正する場合は上から塗り潰し。上から塗り潰して色の層が厚くなるからこそ厚塗りなのか。
・ブラシは不透明度を下げる、みたいだ。
・線画は不透明度を下げた線を重ねることで作っていく。重ねた線の共通部分は濃くなるのでそれが実線になっていく感じ。
・塗りも同じで不透明度を下げた太めのブラシを重ねることで陰影のグラデーションを作成。
・レイヤーは基本分けない。でも別材質(肌、髪、服など)のものが重なっている場合は分けたほうがめんどくさくなくていいと思うんだ。
・厚塗りはクラッシュアンドビルド。クラッシュ(修正すべき部分を消すこと)とビルド(新しく線や面を作ること)が「上から重ね塗りする」という一つの行為で同時に行われており、体力がないと持たない描き方だよなと思う。次から次へとアイデアが湧いてくるぐらいでないと、一度作ったものを塗り潰そうとはなかなか思えません。

ここからは自分の塗り方。
・photoshopにおいてよく使うツールは、ブラシ、指先、スポイト。というか塗っている時はこれ以外使いません。
・「ブラシ」で色を複数乗せて、色の境界を「指先」で馴染ませて、指先で作成した中間色を「スポイト」で取得して、その中間色を「ブラシ」で再度乗せていくと、滑らかな陰影が作成可能になる気がします。
・色の選択はスライダで割と機械的に取得しています。明度を上げると明るい部分(ハイライト)、下げると暗い部分(陰影)ができる、のだと思います。

そろそろtomatika氏を師匠と呼ぶべきな気がしてきたな。まあ面識は一切ないしこれからもないわけなのだけれども。どうでもいいけど、アクセス解析をつけていて、このサイトにたどりついた検索語句とかが分かるのですが、その単語のトップが「tomatika」な件について、このサイトのオーナーである自分の微妙な心境たるやなかなかのものです。今回厚塗りについて語ってみたのも、tomatika氏についての考察がこのサイトには求められているのかと感じたから、というのも一因になっています。いや嘘です。

でも、こういうチュートリアル的なものをアップするのは抵抗があるなー。そこそこの苦労を伴って探して知り得た知識を、こうも簡単に書いてしまうなんて。でも、今日の描いた絵は確実にtomatika氏の作業アニメーションを見たからこそ描けたものなので、この絵にコメントを添えるならそのことは付記されるべきである気がするし。まあコメントなしで絵だけアップでも良かったのだけれど。とはいえ、ネットはギブアンドテイクだと思うので受け取るだけで情報を発信しないならサイト作らなくていいだろってことにもなるし。

他にも塗りでいろいろ試したいことはあったのですが、一枚に時間をかけすぎたこと、エントリをアップするか迷いすぎて時間を食ったことなどがあり、もう眠いのでそろそろ寝よう。また明日から描いていけばいいのです。描きたいものがある、というのは良いことです。描こうと思っても何も描けないような毎日をつい最近送ってたわけだし。

2008年07月07日

髪と睫毛

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髪の練習。髪の流れが分かりやすいカットだったので描きました。作業用のファイル名には作成開始日時を入れることにしていますが、このファイルは「080703」となっていて、実際に完成したのはその4日後です。顔の部分だけ先に描いて、髪と耳を描くのが嫌で作業が遅々として進まず4日間も放置していました。髪を描くために選んだカットなのに、髪を描きたくないということで、よほど髪が嫌いなんですねという感じですが。でも、別に嫌いなわけではなくて、描き方が分からないというような理由から億劫になっていたという気はします。もっと髪の房を意識して流れを作る必要があるし、現状だとマットすぎるのでハイライトを入れて髪の毛の艶を出していく必要もあるなと。
横顔も難しいです。これは完全に側面から見たカットで顔の左半分だけ映っていて右半分は一切見えていません。なので、表情を構成するパーツである、眼、眉は片方だけしか描写されず、口も見える部分も半分だけとなっており、表情を作るのが難しく表情を作っている時が実はかなり楽しい自分としては微妙でした。眼とかも目尻側しか見えないし、眉も側面からなので角度の都合上短い線みたいになるので、どうすれば横顔で表情が出せるのか、といろいろ考えていました。パーツ配置のバランスも取れているのか微妙なところではある。

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更新しない間も自分のブログは割とよく眺めています。なぜかというと、自分の絵や文章を眺めることで、自分の行いを再確認して、絵描きであることを繋ぎ止めておくためです。おそらく自分の描いた絵を記録でもしておかないと、すぐに絵なんて描かなくなると思います。絵を描くことはまだ自分の身近なものになっていないし、放っておいても勝手に絵を描きだすほど絵を好きになっていません。だから、自分の過去を見て自分が絵を描こうとしていたことを思い出す必要があります。
それで、何度もブログを見ていると、その間一番上にあったこの絵は何度も目にすることになります。そうなるとここはちょっと違うんじゃと思う部分があるわけです。今回修正したのは上瞼のライン。上瞼のラインは睫毛のボリュームも兼ねてかなり太めの線で描かれていましたが、この絵でそれをやってしまうと、他の部分とのデフォルメ強度の差が大きくなります。
それで睫毛を描こうとしたわけですが、眼のラインを細くして分かりましたが、太い線は曖昧さを持っていることに気付きました。輪郭がぼかされているというか、見た人の想像力で補われている部分があって、線を細くすればするほど絵の曖昧さが失われて間違った線の場合違和感が増大します。
眼のラインを割とずっと調整していて思いましたが、本当に少しの違いで表情のニュアンスが変わってくるなと思います。目は口ほどにものを言う、という言葉がありますが目が重要視される理由がよく分かります。伝えられる情報量が他のパーツと比べて飛び抜けていて、言葉がなくてもそれだけで何かを語ることもできるはずです。目に比肩できるパーツは口ぐらいです。鼻は動かせる部分が少ないし、表現できる感情も限定されています。耳は可動域がそもそもほとんどありません。他に目、口に付随する形で、眉、頬などもありますが、それについては目、口と一緒に扱うという形で今回は挙げていません。
まあ、関係ない話に脱線しましたが、睫毛はそこそこに描きました。睫毛を描く際に眼のラインも修正せざるを得なかったため、若干表情のニュアンスが変わっている気がします。まあ、パッと見たら何が違っているのか分からんぐらいの違いでもあると思います。
でも、「何が変わったか」ではなく「何かを変えようとしたか」ということこそが重要です。今の結果に殆ど違いがなくても、何かを変えようとする意識を持っているかどうかは、次回以降の結果には多少は違いをもたらすと思います。

なんか長くなったな。文章はいいから絵に時間を使おうなという感じだ。

2008年07月10日

オリジナル

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何も見ずに描いた絵。不透明度を下げたブラシのみを使って描いています。造形や表情などを最初に決めることなく、その場その場で継ぎ足し修正しながら描きました。あえて彩度のある色を使わず、明度の調整だけで描いています。

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上の絵が微妙な感じだったのでお口直しのつもりで描いた絵ですが、こっちも(略)。体力が限界でいつ寝てもおかしくないような状態で描いていたので、と言い訳をしてみる。上の絵の反動で描かれた絵ですが、反発力が強すぎてむしろ振り切れすぎた感が。ふたつの絵を足して2で割ったぐらいがちょうどよいのではないかという気はします。あと、この絵は迷走っぷりが激しく、最初はアニメデフォルメだったのに、バランスがとれないのでどんどん目を小さくしていって現在の感じになったという。絵の変遷なんかを記録していたら面白かった気はしますが、そんな余裕はありませんでした。

それでこの絵はどちらもほぼオリジナルといっていいと思うのですが、よく見るとほとんど構図が同じです。表情なんかは対極にある気はしますが、構図が一緒ということは、つまり一定の角度におけるパーツの形しか把握できていないということ。想像した絵をそのまま形に出来る人は、ものの構造が頭の中に入っていて、自分の描画エンジンでライティングやポーズを構築しているからこそ、自分の思い通りの絵が描けます。それで自分はその段階には遠く至っていないので、やっぱり模写して情報を蓄積していく段階ですねと思いました。まだまだ先は長すぎる。

2008年07月14日

低空飛行

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とりあえずアップ。下手だろうが何だろうが描かなければ上達しようがない。

2008年07月16日

アンテナ

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14日にはだいたい描き終えていたものを16日にアップしています。ラグりすぎです。絵を描いてから実際にアップするのに遅延が発生するのは、作業用PCとネット用PCが分断されているからだろうと思います。USBメモリでいちいち移動させたりする手間があるので、制作から公開までシームレスに移行できない。もういっそのこと作業用PCでブログ更新に限ってネットに接続するとしてもいいような気がしてきましたが、いろいろとめんどくさそうなので実際に行動には踏み切れなさそう。
この絵は、最近バストアップの絵ばかりだから描画範囲を広げようと頑張ったけれどそうは問屋が卸さなかったという感じの絵です。絵を描き始めた最初の頃からずっとですが、絵に関しては作品を作ろうというより、技術を身につけることが先決であるという感じなので、途中までしか描けなくても、何か新しいことに挑戦したり何かしら得られるものがあればそれでいいと思っている節があります。それにこれを描き切ったところでどうなるか、といったこともあるな。今何かを作るためではなく、将来何かを作るために絵を描いているという感じ。延々と続く下積み期間。おそらくこれに終わりはないし、それをやめたときには成長は止まります。

最近のいろいろ。
・DVDレコーダーを買った
マクロスフロンティアがどうしても観たくてついに買いました。みなみけ、狼と香辛料、とかで揺れ動いても結局購入までに至らなかったわけですがついに落ちました。観たいものがあるのにレコーダーを購入しなかったという事実は、「この前のやつも観なかったんだから」と購入しない意思をより堅固なものにしていき、後になるほど購入の障壁は高くなりますが、その壁をマクロスフロンティアは見事に破壊してくれました。まあもう2クール目突入してるんですけど。とりあえずマクロスフロンティア用語であるデカルチャーが何なのか突き止めなければなあと。BDは一巻目だけ買いそうです。というより全巻揃えようとするとレコーダーより高くなるんじゃ?と思ったことによりじゃあレコーダー買えばいいやという方向で話が進んでいったんだった。
ちなみにDVDレコーダーはTOSHIBA「RD-E302」ってやつ。最近発売されたシリーズで一番安価な製品です。本当はSONYのスゴ録を買う予定だったんですが、BD移行に伴いDVDレコーダーが全機種生産終了しており購入できませんでした。今年の一月ぐらいに購入を迷っていたときは店頭にも並んでいたのですが。時間は全てを押し流していきます。今したいこと今できることを後に回してはいけないのです。
この機種を選んだのは主に編集性能の高さ。観たいコンテンツだけを観て、不要な情報(CMなどのノイズ)をカットしたいと思っているので、番組検索、自動チャプター分けに優れるメーカーのものとなるとこれしかない感じでした。SONYのも良さげだったんですが、もうBDしかないということで、TOSHIBA製品一択に。というかBDドライブ積んだだけで価格が2倍に跳ね上がるのは、レコーダーにはDVDドライブすらいらないと思っている自分からすると金の無駄としか。テレビ放送のコンテンツはかけ流しだと思っているので、別に記録して残しておきたい感じがしません。川を流れる水がもったいないから桶にたくさんくんで貯蔵しておこう、とは思わないのと同じ。
それで「RD-E302」を使ってみた感想だけれど、評判通り操作が複雑、編集はいろいろできる、という感じか。でも、自動チャプター分けを時々ミスってCMをカットできてなかったり万能ではなさげ。あとチャプターを自動で分けても、カットするのは手動。これはテレビ放送が無料で視聴できるのは、CMで企業の商品を宣伝することでテレビ局はスポンサーになっているメーカーから広告費を受け取り、消費者である視聴者はメーカーの商品を購入することで、放送は無料ながらも間接的に金を払わせる構造になっているから、ということに関係しているのだろうなと。CMがらくらくカットできればテレビ局やスポンサーの意向に反するから、技術的に可能であっても大々的に機能として搭載することはできない、というようなことがあるみたいだ。
あと不満点としては動作が重過ぎること、UIが行き届いていないこと、あたり。レコーダーの機能を立ち上げるにも一拍置いてから動き出す感じで地味にストレス。機能や操作全般が複雑すぎて、初めて触った人が説明書なしに録画や視聴することなんて到底無理そう。
それで久々にテレビ放送を観ました。録画したもの以外は特に観たくないのだけれど、レコーダーを立ち上げるイコール放送を映すということらしいので、観たくなくても目に入ってしまいます。レコーダーの機能を操作しているときでもバックグラウンドではテレビ放送を流しているよう。このあたりはPCにおける、使いたいソフトだけ使う感じからすると慣れないところ。テレビは電源をつければ強制的に放送が映されるみたいで、もう何年も観ていなかったので完全に忘れていました。それで電源オフ時のチャンネルは記憶されて次回電源投入時に同じチャンネルが映るわけですが、自分のデフォルトチャンネルは「NHK教育」になりそう。他のチャンネルはうるさすぎてだめだ。
番組検索のジャンルフィルタリングでアニメを片っ端から録画しているのだけれどまだ視聴はあんまり。とりあえずマクロスを早く観たい。この待ち遠しい感覚は久々ではある。

・XSI foundation 生産終了
XSI 7 が発表されたのと同時にエントリーモデルのfoundation終了のお知らせ。これに関しては今までが特殊すぎた、といったほうがよいような気はする。他のハイエンド3DCGソフトの価格帯から見ても破格といえる値段で売られていたわけで。でも、foundationが終了したことにより、これからXSIユーザーの裾野が広がったりすることはなくなりそうではある。現状、現実的な意味で新しく購入できる人はプロの人か、学生版を購入できる学生、のどちらかしかいなさそうだし。当然ながら自分は旧バージョンのXSIを使い続けます。いや使ってないけど。
破格なfoundationはもともとユーザーの拡大を意図して販売されていたと思うのだけれど、それがなくなるということは、foundationは一定の効果を上げて役目を果たし終えたということなのか。確かに大手のゲーム会社ではXSIを採用しているケースは増えているような気はするけれど。

・ブックマーク追加した
もっとアンテナを張り巡らさなければと思ったのでいろいろなサイトさんを追加しました。ブックマークするサイトの数はたぶん多ければ多いほどよくて、ブックマーク数がその人の関心や興味の度合いの指針にもなると思うし、実際にいろいろなサイトさんを見ていると何かしら得られるものはあります。それはモチベーションであったり知識であったりするわけだけど。
これまでは割と同じようなサイトを見ているだけでいつも決まったルートを巡回していただけでした。それはネットには有益な情報はあってもそれ以上にノイズが多すぎるということがあって、不要な情報をフィルタリングするのは負荷がかかる行為なのであんまりやりたくないと思っていたからです。でも、何も見ようとしないと、自分にとって意味のある情報も見えなくなります。
ネットを探せば3Dのチュートリアルとかもあるところにはある、と思います。探せば見つかるのに、探そうとせずに自分の場所にだけ安住しているようでは成長はないなと思います。実際3Dなんて全く成長していないというか、触ってすらいないし。

これからはもっとアンテナの受信範囲を広げていろいろな情報を吸収していくべきだろうなと思いました。たぶん、レコーダーを買ったことと無関係ではありません。全てはデカルチャーから、ということか。まあまだマクロス全く観てないので実際観たときどういう感想を持つのか分からんわけだけど。

2008年07月23日

マクロスフロンティア

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ランカたんです。
「COMICS DRAWING」のNo.2を読みました。その中にhuke氏という人が厚塗りの工程を公開しているページがあってそれを少し参考にして描きました。主に変えたところは、まずベタ塗りで形をとってから、不透明度を下げたブラシを使って描きこんでいくこと。以前は不透明度を下げたブラシのみで最初から描いていましたが、そうすると何度もブラシを重ねないと下の色が透けて見えます。だから、髪の部分が透けて肌の色が見えていたり、肌の部分では下の背景色である白色の影響を受けて色が薄まります。最初にベタ塗りで下地を作っておけば、下の色の影響は受けないので、多少描きやすくなった気はします。
でも、不透明度の設定はまだ分からないことが多いです。とりあえずまずは100%でベタ塗り、以降の塗りは適宜変更。だいだい50%を基準として細かく調整したいときは10~40%、色を大きく変更したいときは60~90%とか、今はそういう感じで使っていますが。
あと不透明度の調整がめんどう。ブラシの太さ・硬さは、右クリックに該当するペンタブのボタンを押せば無駄なストロークなしで変更が可能ですが、不透明度はたぶん作業画面左上のスライダまでいちいち移動しないと変更できません。手元で変えられると便利なのですがどうも。
そういえば今回は「覆い焼き」「焼き込み」ツールを使いました。使ったのは主に焼き込みの方です。これらは色の濃度を上げるツールです。毎回色が薄くなりすぎるのでそれの改善に。目元のラインや輪郭線などが弱い時に、このツールを使って補正すると良さげ。
この絵で頑張ったのは衣装のフリルの部分と、右手の指です。特に服のふりふりが折り畳まれているあたりの表現は正直あんまり描きたくなかったです。でも、描いてみてそれっぽくなってくると意外と面白かったりもしました。改めて見てみると、場所によって輪郭線があったりなかったり、陰影があったりなかったりで、同じ画面内にも関わらず描き方の統一がとれてないなと思います。
それでhuke氏ですがこの方はネット上で自分の作成動画を公開しているそうです。百聞は一見に如かず、というやつで、文字で情報を仕入れるより、実際にその光景を見たほうが理解はしやすいものです。3Dのチュートリアルなんかもネット上に動画として存在するようなことを聞くし、pixiv、youtube、ニコニコ動画、あたりのwebサービスをそろそろ活用して、ネット上の情報を貪欲に探していくべき頃合なのではないか、と思ってきました。でも、いろいろと面倒っぽいんだよなと。

最近の出来事。
・自転車がなくなりました。
本屋の前に一時的に駐輪していただけなのに、放置自転車と間違われて撤去されました。2年間くらいの間、苦楽を共にしてきた自転車だったのですが、あっさりどこかに消えてしまいました。この夏はいろいろと出歩こうと思って外出した直後のことだったので、さっそく出鼻を挫かれこの夏の引き篭もり生活が確定したっぽいです。

・水道が止まりました。
アパートの水道全てが止まったらしく、結果的に24時間近く断水状態で過ごしました。自分は潔癖症が入っているので手洗い回数がやたら多いのですが、水道が出なくて本気で発狂しそうでした。水道水の代わりにミネラルウォーター(2リットル×4)を購入しましたが、一度手を洗うだけで1リットル近く消費することが分かったので、早々に普通に生活するのは断念して、代謝を抑えて水道復旧を待つ生活に切り替えました。要するに飲み食いせずに活動もせずに、寝て時間が過ぎるのを待つ、という生活ですが、水のありがたみがよく分かりました。
この出来事である意味生命の危機を感じて思ったことですが、自分はまだ死に物狂いで生きてるわけではないなと思いました。自分だけの世界に安住しているというか。その場所は特に快適なわけでも楽しいわけでもないのですが、自分だけしかいないので他人との軋轢を感じたり他人に対して恐怖を感じなくてすみます。でも、それは同時に人と関わることで得られるであろう良い部分まで消してしまいます。

・最近学校行ってない。
上の話の続きだけれど、学校行ってない。24時間断水の状態で生活したんだから、別に学校くらいなんともないだろ、という感じに今はなってますが、一時期は本当に学校へ行くことを身体が拒否しまくっていました。学校へ行こうとすると何故か気分が悪くなったり、学校がある日は特に眠いわけでもないのになぜか12時間オーバーの睡眠で朝に目が覚めません。本当に身体が無意識的に拒否している感じ。学校の手前まで行ってそのまま帰ったことが3回くらいあって、それ以降ほとんど行ってません。通うべき場所に通うことすらできないのは、これが仕事であれば即クビ確定だし、人として終わっているのは分かっているのだけれど。

・そして絵も描けず。
まあこういう感じで自転車ロスト、水すら出ないという最高についていない体験をして絵を描いてる暇や気力がありませんでした。そして学校へ行っていないために、モチベーションも低下。いろいろなものを無駄にしているし、得られたかもしれない何かをこの目に映すこともなく、無為に時間を過ごしていて、本当に何やってんだか、という感じだ。

最近の感想。ここからは上の話とは関係なく。
・E3
規模縮小されたということもあり正直あんまり面白い情報がなかった。主に既存の開発タイトルの発売日発表とかばかりで、新しい未知のタイトルの発表はあまりなかったような。
そろそろWiiでパブリッシャー・任天堂、ディベロッパー・モノリスソフトで開発中と噂されている松野RPGが発表されるのではないか、と思っていたのですが、そんなんなかったです。
MGS4発売直後ということもあり、E3に毎回出展している小島プロダクションのタイトルも出てきませんでした。MGS4はスターウォーズに例えるとEP6で、EP3にあたるビッグボス・サーガの完結編を小島プロダクションはどう考えても作る気満々だと思うので、その情報が出てくるかなと思っていましたがそもそもE3に出展すらありませんでした。ちなみにMGS4の劇中で「まるでデススター(スターウォーズに登場する要塞の名前)だ」というスネークのセリフがあるのですが、おそらくスターウォーズのようなサーガの構造になっていることを引っ掛けて、自嘲を込めた皮肉気味にキャラクターに話させた、と個人的には思っているのだけれど。
360のダッシュボードが大幅に変更を加えてアップデートされることが発表されましたが、ダッシュボードが今のデザインの原型を全く留めていなくて笑いました。E3で一番笑った情報がこれ。あとWiiにおけるMiiのようなアバターが追加されるそうですがこれはいらんなーと思います。でも、この更新ってXBOX LIVEに接続しないとアップデートできない気がします。これまでも何回かダッシュボードが更新されていましたが、今まで1回もアップデートしてません。確か以前にアップデートしようとした時、LIVEに接続しないと無理、みたいなメッセージが出てきてじゃあいいやと思って以降ずっと放置中。アップデートしなければ、アップデートに必要な手順も変更されることはないので、要するにそろそろLIVEに接続しろ、ということなのか。でも、アカウント作るのがめんど(略)

・マクロスフロンティア
このアニメを見るためにDVDレコーダーを購入したぐらいなので期待値はDVDレコーダーの値段並に高かったのですが、その期待を遥かに超えるクオリティで正直驚いた。3DCGを使ったバルキリー(メカ)による戦闘シーン、ミサイルの弾道が弧を描くような板野サーカスと呼ばれる演出、ふんだんに取り入れられたボーカル曲、差はあれどもライブシーンなど重要な部分では最高品質と思われるセルアニメ、全てがハイクオリティで高密度。そしてランカたんが可愛すぎる件。エンドクレジットで挿入歌などが表示されますが、OP、EDテーマ合わせて1話の中でボーカル曲が7曲くらい入っていて、凄すぎてなんなんだこのアニメは、という感じになりました。まあ、今回見た第15話は、いわゆる総集編回というやつで、回想シーン半分、新規シーン半分という感じで、これまでの見せ場シーンを寄り集めたからこその密度感かもしれません。ちなみに7回くらい観ました。
BDは全巻集めそうです。アニメのBD/DVDの価格設定は、他の映画であるとかのコンテンツと比べると明らかに割高でぼったくりだと思うので今後この方向にお金を使っていくつもりはないのですが、マクロスFはアニメ視聴開始のきっかけになった作品であるし、実際に見てみて凄い作品だったので、この作品に限り購入しようかと思っています。何より未視聴回を観ておきたい。

・マクロスF OST1 娘フロ。
マクロスFのオリジナルサウンドトラック。当然買いました。お気に入りは「Welcome To My FanClub's night!」「射手座☆午後九時Don't be late」「トライアングラー」あたり。意味不明な歌詞をアップテンポなメロディで勢いでまくしたてる感じの歌が好み。トライアングラーの歌詞なんか最初聴いたときは、なんなんだこの歌詞はとか思ったのですが、何度も聴いていると歌詞の意味ではなくて、声も楽器というか音の一部に感じられるぐらいにメロディに魅了されます。音楽ではフレーズやメロディを何度も繰り返して、その音階を徐々に上げていくような手法があると思いますが、マクロスFにおける音楽ではそれが印象的で、音が上がっていったときの、疾走感、高揚感が好きです。
このサウンドトラックのコンポーザである、菅野よう子氏の多才ぶりは圧巻。様々な方向性のボーカル曲の全曲作曲のみならず、映画音楽にも匹敵するようなオーケストラサウンドまで手掛けていて、「菅野よう子」は個人名ではなくて、複数人の作曲家によるユニット名なのではないか、とすら思えます。
当然のことながらマキシシングルの「星間飛行」も買って、この絵はそのジャケットを、歌を聴きながら描きました。
でも、今のところ歌でいうと、ランカよりシェリルの歌の方が好きだけど。大雑把に系統を分けると、ランカがかわいい系、シェリルがかっこいい系になると思うのですが、好きな歌の方向性でいうと後者だしなー。それにランカは劇中では最初は無名からスタートするので、取って置きの歌はまだ温存してあるのかも、ということもあるし。それに対して、シェリルは物語が始まった時点で既にトップアイドルなので最初から全速力だ。
今のところ一番のお気に入りは「Welcome To My FanClub's Night!」なわけですが、これは最初に観た回で、最も最初に出てきた印象的な歌だったから、という理由が大きいかも。バルキリーの戦闘シーンと、スピード感溢れる楽曲の映像と音のリンクに完全にやられました。でも、ひよこが初めて見たものを親と思うような刷り込みな部分もあって、仮に初めて観た回で流れた歌が他の曲だったらどうか、とは思います。でも、実際に映像を見て記憶に残っているわけで、絵と音がうまくシンクロした時の効果は計り知れないものだと思います。

・絵、3D
マクロスの3Dによるバルキリーを観ていて改めて思いましたがやっぱり3Dを作りたい感が強いです。
そもそも絵で何かを表現するつもりがないような気がします。自分が作りたいのは物語であって、実は3Dでもなくて、ましてや絵ではありません。絵というのは、一枚の中に全てを込めなければならなくて、そこに情報を詰め込むには技量や経験が必要だし、そしてたとえ技術を研鑽して卓越した能力を身に付けたとしても、作れるのは四角の中に区切られた一枚の空間のみ。そこでは「言葉」は表現できても、「文脈」まで注ぎ込むことはできません。まあ絵を連続させればアニメーションになるし、コマを並べれば漫画になります。でも、そこまで大量の絵を量産できるほどのバイタリティがあるのか、そもそも技術もなしには一枚の絵すら作れません。
それに対して3Dはなんとなく希望がある、ような気がする。一度モデルを作ってしまえば、それを自由に動かして、あらゆる角度からの絵が作れます。ポーズやフェイシャルも設定さえすれば感情を宿すこともできます。そして、一定の品質を保ったまま絵が量産できて、物語を構築することも可能になるはずだ、と思っているわけです。
3Dをやろうと思った理由のひとつに、今から絵を描いても絵描きの人には敵わないので、大多数の人が扱わないであろう特殊分野である3Dを使って、絵描きには作れないものを作る、というようなカウンター的な理由があったので、そもそも絵を好きなわけがない、という部分がある。
でも、最近は絵であっても3Dであっても、表現方法が違うだけでやっていることは同じじゃないか、という気にはなってきました。そして最近自分では厚塗りをやっていると思っているのですが、その描き方がかなり3Dの制作に近いというか、まずはプリミティブな形を作って、そのディティールをどんどん詳細にしていく感覚が、平面上での擬似3Dモデリングのようで、このまま自分の中での3D分を代替可能なのではないか、という感じ。
まあどちらにせよ、絵は描けたほうがいいので地道にやっていくしかない、とオチることにします。1週間更新しなかったので、いろいろ考えていることが溜まっていたので早足で書いてきましたが、説明不足で十分に書ききれていない気もするけど。

2008年07月30日

フェイシャル

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ソウルキャリバー4のスクリーンショットよりカサンドラ。目を見開きすぎなこと、口を開いていることから、無表情とは逆の、起伏の激しい類の表情なため描くのが大変でした。表情のある顔を描く場合、感情の波が最高潮な所を描いてしまうと不自然に映りがちです。振り子のもっとも揺れている時に、静止画としてその映像を見た場合、振り子が重力に逆らって浮いているように見えて不自然なのと似ています。なるべく表情がマイルドになるよう調整しました。初期段階では目を見開きすぎて怖いぐらいでした。
白背景をやめたのは、顔の輪郭部分などが白に近い色で、背景に溶け込んでしまうからです。でも、それだけではなくて、背景を描くのはまだとしても、背景に色を使うぐらいはやったほうがいいと思っていたこともあります。以前に黒背景で描いてみた時、白背景よりも調子良く描けたというか、背景に情報があると、その背景に呑み込まれないように、被写体の情報量を上げる必要が出てきます。背景の情報量に引っ張られて、絵の情報量を上げるモチベーションが得られるというか。

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それで延々とスクリーンショットと近似させる作業を続けていたので、似せるのはもういいのではないか、と思い始めて表情を変えました。せっかく時間をかけて描いたのに、あまり好きな感じではない雰囲気の表情で完結させてしまうのももったいないと思ったのもひとつ。
口を閉じるときは輪郭線のラインが変わることも念頭に置いて修正。というより、下唇より下の部分をまるごと選択してそのまま移動させただけですが。

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口を開いた顔、口を閉じた顔、とフェイシャルモーフが続いて、この流れでいくと「あいうえお」の口の形をひとつずつ作っていったらどうか、とか思ったりしましたがさすがにそんなめんどくさいことはやりません。そして、絵でそのようなモーフィングを作成したところでどうなるかという。でも、何かしらモチーフと違う絵にしたいという思いがあったため、結果的にセイバーになりました。髪だけでなく、顔立ちも変わっています。眼、口のサイズを一回り小さくして、大人しい感じの顔にしました。カサンドラ、というよりソウルキャリバーの女性キャラクターは往々にして眼が大きすぎるので、個人的にはこれぐらいがいい、という感じのバランス。

最近の色々。
・エアコンが凍り付いていた
エアコンの内部でバキバキと音がするし、冷房が全く効かないので、カバーを外して中を確認してみると通風孔部分が凍り付いていました。フィルターの部分に埃が溜まっていて、その埃が冷風を妨げ、外に出られない冷気がエアコン内部に溜まって、通風孔が凍り付く、というような仕組み。それでエアコンが機能していないのに、エアコンは室内温度を下げようと電力を消費してフル回転、それがさらにエアコンを凍りつかせ、さらに機能を制限していく、というようなスパイラルが繰り広げられていたようです。電気代は嵩むのに暑さは解消されず、まあ8月になる前に気付いたのでまだマシか。

・アクセス数増加
このサイトのアクセス数がひそかに増加しています。どういった要因で?と思ってアクセス解析の項目をいろいろ見ていましたが、最近の検索語句で「厚塗り」がトップになっていて、実際に「厚塗り」という記事タイトルのエントリーへのアクセス数が多くなっていました。それで試しにgoogleで「厚塗り」で検索してみたところ、なぜか検索の1ページ目にこのブログが表示されていました。362000件のページの、1ページ目ということで正直眼を疑わずにはいられません。そして、大した情報を載せていないので、これが1ページ目はマズイだろという思いも。このブログは検索エンジン最適化などを一切行っていないので、検索上位に来るはずないんだけどなーという感じですが、理由はどうあれ人に見てもらえるということは良いことなので、最近のモチベーション低下を補って復調していきたいところ。
あとせっかくアクセスしてもらえるチャンスがあるのだから、有益な情報が提供できるようにメイキングみたいなものもアップしていきたいような気はする。これまでも作業中の画面を記録したことは何度かあったのですが、実際にはアップすることなく消えていっています。これには理由はいろいろあって、いつも細かく修正しながら描いているので、完成した絵と作業途中の絵が複数あると、完成したバージョンより途中の方が出来がよいことがあって微妙な気分になるとか。他には枚数が大量にあると、ファイルを作業用PCからネット用PCへ移動してアップするのが大変とか。あと、photoshopのスナップショット機能を使って画像を記録していましたが、この機能は一時的な記録のみで作業ファイルを閉じるとスナップショットが削除される、ということもあり、毎回いろいろ考えているうちにめんどくさくなってファイルを閉じてしまうので結局何も残らないと。でも、最大の理由は人の参考になるような情報を提示できるか、ということ。

・眠い
他にも書くことはいろいろあるのですがもう眠い。朝に眠くなる生活って…。夕方起きて朝寝る生活で、12時間ちょうど半日ずれています。太陽の光を浴びることなく生きていてまさに日陰者。他は次回更新時に書きますか。寝よ。

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